セカオワはアベンジャーズになれるのか
4月26日(金)、20時15分からの上映『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観て・・・
アベンジャーズ最高!
MARVEL最高!
ってなりましたよ、ええ。
本当に素晴らしい作品でした。
『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバースという作品群で、私たちはたくさんのヒーローが活躍する姿を見届けてきました。これまでの10年間、21作品がこの『エンドゲーム』のためにあったかのような完璧なシナリオでした。
ネタバレはしたくないのであまり細かいことは話せないのですが、アベンジャーズ、MARVELファンであれば誰もが納得のいく結末がそこに待っています!
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスが全宇宙の生命の半分を消し去ることに成功したあと、残されたヒーローたちはいかに新たな計画へと踏み出していくのか──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』 絶賛公開中!
10年間の集大成をぜひ劇場で!
アベンジャーズ/エンドゲーム|映画|マーベル公式|Marvel
「アベンジャーズ/エンドゲーム」最新予告 - YouTube
という記事が書きたかったのではなく。
SEKAI NO OWARIとマーベル・コミックスのコラボって結局どうなったの?
SEKAI NO OWARIがMARVELの世界に登場!
アイアンマン、キャプテンアメリカ、スパイダーマンなど数々のヒーローを生み出してきたマーベル・コミックとSEKAI NO OWARI がコラボしたのを知っているだろうか。
コミック『End of the World』でセカオワはアイアンマンやハルクらと共演を果たしているのである。バンドカラーに即したコスチュームに身を包んだ4人がマーベルの世界で活躍しているのだ。
Fukase「Lostman」
「俺の名前はLostman。なぜ泣いているのか、それすらわからず、孤独が襲いかかる」
Nakajin「Needleman」
「僕の名はNeedleman。自らを傷つけながら、信念を貫く」
Saori「Dream Weaver」
「私の名はDream Weaver。安らかに眠ることを許されない、いつまでも人の夢を売り続ける」
DJ LOVE「Crack」
「僕の名はCrack。戦えば戦うほど大切なものが砕け散り、虚しさが増え続ける」
DJ LOVE・・・おまえはヴィランだろ・・・笑
これまでコミックの表紙を飾ったことがあるバンドはKISS、THE FLAMING LIPSだけであり、アーティストが特殊能力を持って登場するのは史上初という好待遇。
ヒップホップ界でいうとエミネムがコラボしています。
昨年公開された映画『ヴェノム』の主題歌も手掛けているのでアメコミ好きなのでしょうね。(ちなみに日本公開版の主題歌はUVERworldが担当しました)
なぜMARVELとコラボする必要があったのか
なぜってそりゃもちろん世界的に有名なMARVELとコラボできればバンドの名前を世界へと発信できるわけですから好都合ですよね。
MARVELがヒーローづくりで大事にしている「弱さを強さに変える」にFukaseは共感していますし、マーベルコミックスの編集長C.B.セブルスキーはアジア文化に興味がありコミックの表紙に日本の漫画家を起用した方である。
相思相愛じゃないですかぁ~
セカオワもMARVELもともに独創的な世界観を作り上げているのでその親和性は高かったのでしょう。
SEKAI NO OWARIとMARVELのコラボは2016年ごろから始まっていたらしい。
ん?2016年・・・
『ANTI-HERO』の違和感
メジャー8枚目のシングルとして、2015年7月29日にTOY‘S FACTORYから発売された『ANTI-HERO』は当時かなり異質なものでしたよね。
全編英語歌詞のラップ調で曲は進行し、サビとその前の変化はほとんど感じられない。
うーむ・・・
「ドラゲナイはどこいっちまったんだぁああ!!!」
前作の『Dragon Night』(通称ドラゲナイ)と比べると物足りなさがある。
英語の発音めちゃくちゃいいし、EDM調のフラットな曲はくせになるしこれはこれでいい曲ではあるのだが、どうしてもこれまでの曲と比べてしまう。
しかもこの曲、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の主題歌に起用されてるんですけど「なんで英語歌詞にしたんだろう・・・?」
といった具合に当時は頭の中にクエスチョンマークが浮かびまくってた。
でもね、この曲のプロデューサーはダン・ジ・オートメイターなんですよ。
アメコミの道へ
ダン・ジ・オートメイターはいったい何者なのか。
彼はゴリラズやカサビアンのサウンドプロデュースを手掛けてきた人です。ここで注目すべきはゴリラズをプロデュースしているという点である。
ゴリラズ(Gorillaz)は、1998年に結成された、ヴィジュアル面をコミック・アーティストが担当するバーチャル覆面音楽プロジェクトである。
つまりは、End of the World名義で世界進出してるセカオワがビジュアル面でMARVELとのコラボを考えた時、サウンド面はどうするか・・・
ゴリラズという既にバンドとアニメーションで成功してる道を辿る必要があったのでは。
コミック『End of the World』の正式発売日はまだアナウンスされてないので今後どういった展開がされるか分からないが、セカオワの世界進出はさらに加速していくだろう。
あ、そういえばセカオワって既に漫画化されてて2014年12月に「SEKAI NO OWARI物語」として週刊少年マガジンに載ってましたよね。
同様にMARVELも「マーベル漫画賞」なるものをマガジンで開催してるんですよね。
はたして、これはただの偶然なのでしょうか。
信じるか信じないかはあなたしだ...